外務省の、変なお子ちゃま外交
2011 / 09 / 30 ( Fri )
外務省の、お子ちゃま外交リポート。
アメリカのオバマ大統領の広島での式典への参加を日本外務省次官によって潰すされていた事実が発覚しました。アメリカの有名な情報サイトがあばきました。
東日本大震災は、アメリカとのぎくしゃくした外交を改善させる大きな機会を与えてくれました。まず、震災直後、<トモダチ作戦>という名前で救援活動にかけつけてくれました。
そして、
オバマ大統領は広島での記念式典へ参加させて欲しい。と、言ってきたのでした。広島とアメリカ大統領との運命の出会い。
外交を改善させる絶好の機会になる筈でした。
オバマ大統領が原子爆弾投下について謝罪し、今度は日本側がアメリカへ行き、真珠湾奇襲を謝罪する。
それまでの、白々しい、ぎくしゃくした、血の通わない外交が一気に改善した筈でした。
勝海舟は、言っていました「外交は誠意」だと。国と国との交渉でも、実際には、人と人との交渉なのです。
以前 小沢一郎さんが時々 数名の議員を引き連れて中国に行き、中国の高官と会っていたように、
普段からの良好な人間関係があってこそ、イザという時の外交交渉が円滑に進むんです。
ところが、外務省事務次官は
「まだ時期早々。」
という理由をつけて拒否してしまったんです!
またとない絶好の機会だったのに。。。。
外務省官僚のやり方は、全く理解できません。ほんとうに、ここが変だぞ!
相手が強気に出てきた時は、情けないほどの弱腰外交なのに、相手が優しく下手に来た時に限って、
変に強がってしまう。
誰かが言ってた<お子ちゃま外交>としか考えられません。
山本利之でした。さて、出合い系サイトのメールボックスをチェックしよう。
裁判官まで、なにか変だぞ!
2011 / 09 / 27 ( Tue )
裁判官まで、なにか変だぞ!
民主党小沢一郎さんの元秘書 三人が執行猶予付きの有罪判決を受けた。
しかも1~3年の禁固刑という重い判決でした。
しかし、これには、何か割り切れない、変なものを感じています。
それは、裁判官の判決の理由です。
裁判官は、「政治資金報告書への虚偽記載」の容疑については、証拠の信用性が欠ける、という理由で破棄しました。このことには納得ですが、変なのは「裏献金」の容疑のほうです。
証拠らしきものは、一つも無いのに検察の言うことを、ほぼ、そのまま受け入れて、三人を有罪にしたのです。
検察の主張した「証拠」は、全て「状況証拠」つまりは、仮説にすぎません。
裁判長の判決理由をわかりやすい日本語に直すと、このようになります。
「出された証拠は、全て、仮説の積み重ね、だが、プロの自分(裁判官)には、それらが真実だとわかった。」と。
私は愕然とした。
いつから、判決に <裁判官の主観> が入るようになったのか?
いや、私の知る限り、こんなことは、今の今まで一度も無かったです。
必死で考えました。でも、次の二つしか原因が浮かびませんでした。
(1)検察や報道陣と同様に裁判所まで、霞ヶ関の飼い犬になってしまった。
(2)裁判官も、日々の暮らしの中で、テレビ、新聞を介して 「小沢一郎は悪党」というイメージを刷り込まれていた。どうかんがえても、変です。
それなのに、その後の反応は、
(1)自民、公明両党の国対委員長は27日午後、国会内で会談し、民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地裁が有罪判決を下した石川知裕衆院議員に対する議員辞職勧告決議案を28日にも提出する方針で一致しました。
自民、公明のやることには、コメントする気力もありません。
増税で貧富の差が、考えられない極限に
2011 / 09 / 26 ( Mon )
増税で貧富の差が、考えられない極限に
デフレ不況の今、賃金の大幅カットやリストラ、あるいは会社倒産の悲劇が日本を襲っています。
ここで、少し変な話をします。
デフレ不況でも自分の収入が下がらない人には、デフレは無関係、と言うか、むしろ生活水準は良くなるんです
。例えば、公務員や東電、新聞社も、その仲間です。平均年齢36才で年間所得が公務員は640万円で、東電は740
万円くらいです。新聞社も昔から高給で知られています。最近の具体的数字は把握出来ていませんが、いくらデ
フレ不況になっても新聞料金が安くなった話は聞かないので、かなりのハイレベルを維持しているでしょう。つ
まり、ほんの一握りですが、そういう人々には消費税が五%ぐらい上がっても生活上たいした影響がありません
。それどころか増税で買い控えが発生してデフレスパイラル不況がもっと深刻になり物価が下がれば、ますます
、彼らの暮らしは豊かになってしまいます。
ところで、某有名な。ちょっと変な経済アナリストさんのお話によると、財務省官僚と新聞社に、ある謀略の疑いがあるそうで
す。。
阪神淡路大震災の後、二年間は復興事業のため好景気でしたが復興事業が終了を迎えた頃に消費税で深刻なデフ
レ不況になってしまいました。
今、あの時に似た状況です。頭の良い彼ら官僚や新聞社の方が、もし増税したらどういう結末になるのか、わか
らない筈がありません。~ここが変だぞ!
つまり、意識的にデフレ不況を悪化させようという謀略の疑いです。
財務省が増税案を立て、新聞が肯定的な記事を書く。見事なタッグです。現実に、最近の世論調査では、日本人
の六割が「増税に賛成」私は、まさか本当だとは思いませんが、結果的には、疑われても仕方ない事態になって
しまうでしょう。
繰り返しますが、増税すれば、ますます失業者が増加し、倒産は免れても厳しい減給で、さらに厳しい生活状況
に陥ると同時に、この国の貧富の差が、考えられない極限にまで大きくなってしまうでしょう。
官僚さま、報道陣さま、民主党さま、のどなたさまでも、目を覚まして頂ければよいのですが。
山本利之でした。
改革派官僚を辞めさせるの?ここが変だぞ!
2011 / 09 / 25 ( Sun )
改革派官僚をなぜ辞めさせるのかーー人事を官僚に丸投げする枝野大臣に「古賀問題」をクラブ記者に代わって直撃 結局、政治主導などやる気なし。ここが変だぞ!
経済産業省の改革派官僚として知られた古賀茂明大臣官房付(審議官級)が、いよいよ退職に追い込まれようとしている。
本コラムの読者にあらためて紹介する必要もないと思うが、古賀は2009年12月に官房付きという閑職に飛ばされて以来、仕事がなく1年9カ月にわたって「干された」状態だった。7月末に古賀に会った海江田万里元経済産業相は「また会おう」と言ったが結局、再び顔を合わせることはなく、海江田が先に辞任してしまった。
海江田の後任は鉢呂吉雄前経産相である。古賀は鉢呂に自分を使う気があるのかどうか、メールで問い合わせた。すると、鉢呂本人ではなく官房長から「大臣は使う気がない」という返事があったので、いったん辞表を出した。
ところが、鉢呂は正式に古賀の辞職を承認する前に、自分自身が"問題発言"の責任をとった形で、在任わずか9日で辞めてしまった。その後任が枝野幸男経産相である。
*** 古賀がいったん辞意を撤回した理由 ***
古賀は枝野に対して、再び「自分を使う意思があるのかどうか、事務方を通さず、私に直接連絡してほしい。使う気がないなら、辞めるしかないと思っている」という趣旨のメールを出した。
古賀はまた官房長から「大臣は辞めてもらって結構だ、と言っている」と聞かされ、いったん辞職の意思を固める。ところがその直後、枝野が会見で「(古賀の扱いは)事務方に任せている」と発言したというニュースが報じられた。これを聞いて古賀は辞意を撤回する。大臣の意向がいまひとつ、はっきりしなかったからだ。
大臣が「辞めてもらって結構だ」と言っているのと「事務方に任せている」のとでは、古賀にとって天と地ほどの違いがある。それは、こういう事情だ。
古賀はかねて政権が本当に政治主導を貫くのであれば、幹部級公務員の人事は事務方に任せず、政治家である大臣自身が判断すべきだ、と訴えてきた。この点は公務員制度改革の肝にあたる。なぜなら、官僚が幹部官僚の人事を差配してしまえば、官僚組織は絶対に揺るがず、それどころか、組織の自己増殖が止まらないからだ。
公務員制度と官僚組織を改革するには、国民に選ばれた政治家である大臣が官僚の人事権を完全に行使して、官僚に与えた任務を遂行させなければならない。幹部官僚が大臣の指示に従わなければ、降格あるいは解任する場合もあったほうがいい。
だから枝野であれ、だれであれ、古賀は大臣が「辞めろ」と言うなら最初から辞めるつもりだった。ところが「事務方に任せている」のであれば、古賀を辞めさせるのは大臣ではなく事務方になってしまう。ここが変だぞ!
それで辞めてしまえば、事務方が幹部級人事を差配するのを容認したのも同然である。それは古賀にとって受け入れられない話だった。それで古賀はいったん固めた辞意を撤回し、その旨をツイッターでも公に発信していた。
*** 古賀問題の直撃にメモを読み上げる枝野大臣 ***
古賀は枝野の返事を待った。だが返事はなく、またまた宙ぶらりんの状態になってしまった。
以上の経緯を踏まえ、私は枝野の意思を確認したいと考えて20日午前、経産省で開かれた定例の大臣会見に出席して質問した。私は普段、役所の記者クラブで開かれる会見に出席することはない。だが、ここは枝野と野田政権の姿勢を確認するうえでも大事な局面と思ったのだ。
経産省10階にある記者クラブの会見室に足を踏み入れるのは、およそ20年ぶりだった。当時とほとんど変わっていないが、クラブ詰め記者以外にフリーの記者が何人も出席している点が印象的だ。以下が、古賀問題をめぐる枝野との一問一答である。
長谷川:古賀さんの人事について大臣ご自身の考えを聞きたい。官房長は「大臣は辞めてもらって結構という考え」と古賀さんに伝えているようだが、それは本当か。
枝野:一般的に次官や局長の人事は別として、本来は個別にコメントすべき性質のものではないと思っている。一貫してそう申し上げているが、さまざまに報道されているので念のため申し上げると(手元のメモに目を落としながら)古賀氏については、海江田大臣、鉢呂大臣によって積み重ねられた判断と手続きが進められてきている。私としてはこれまでの判断を引き継ぎ、これを「了」とし、のちの手続きについては事務方に任せることした。
長谷川:その話を古賀さんご自身に伝えるつもりはあるか。
枝野:ありません。事務方において適切に対応していただけると思っている。
自分の判断にはまったく迷いがないというように、枝野は断固たる口調だった。よく考えた末の結論だったのだろう。用意のメモに目を落とした点がそれを物語っている。
しかし、ここが変だぞ!私には疑問が残った。
日本の流通経路って、変だぞ!
2011 / 09 / 20 ( Tue )
日本の物価は世界一高いですが、このことは、考えてみれば不思議なことだと思います。日本は貿易立国です。貿易で食べていられるんです。それは、日本の製品が、品質の良さもさることながら、価格が安いから売れるんです。
その日本国内が世界一の物価というのは、とても不思議なことですよね。調べてみたら大変なことがわかりました。
それは、日本の流通経路です。一般的に言われる「複雑な流通経路」のことです。商品は、工業製品、農産物、水産物があって、いづれの場合も、生産者→卸し業者→小売り店 という品物の流れになりますが、問題なのは卸し業者(問屋)さんです。
世界の常識では、卸し業者 は一つなのに何故か日本国内では、四つ五つもの業者が間に入っているのが普通なんです。つまり、商品の流れは
生産者→一次卸し業者→二次卸し業者→三次卸し業者→四次卸し業者→(五次卸し業者)→小売り店
となっています。~ここが変だぞ!
その結果いろいろ起こってます。
(1)日本製品は、国内よりも、輸出先の外国の方が安い。
(2)工場から小売店へ直送の「テレビやラジオショッピング、の信じられない安さの実現」
(3)最近は、日本の貿易は、中国など、アジア諸国に対して価格面で、競争力を失っています。日本は、人件費を削らなければいけませんが、その障害になっているのは、物価の高さです。農産物では、生産者は、豊作で、相場の価格がちょっと下がると赤字になってしまうので、再び、畑に埋めなければいけないほど、取り分がすくないです。漁師さんは燃料の価格が、ちょっと上昇すると赤字になるので、漁に出られないほど、儲けが少ないのです。理由は、間に入って「濡れ手で粟」」で儲ける卸業者がおおすぎるからです。~ここが変だぞ!
日本を沈没から守るためには、
(1)年間37兆円の公務員への支払いを半分に減らし、浮いたお金を、減税、さらに景気対策、雇用対策、東日本大震災の復興財源にあてること。今、公務員は民間の平均賃金の二倍なんですから、決して無理なことではありません。それに中小企業では、ボーナスや退職金が全く出ない会社だって当たり前に存在する時代なんです。
大赤字なのに、なんで、公務員にはボーナスや退職金が出るのでしょう?~ここが変だぞ!
そのうち述べますが、公務員は優遇されすぎるし、仕事で失敗しても責任を問われることもありません。だから、いつまでたっても「おまぬけなお役所仕事」しか出来ないんだと思います。
(2)余計な卸し業者の整理です。明治初期の「廃藩置県」に匹敵する荒療治ですが、実行できれば、日本の物価は、今の半分以下になります。それは、今のように「従業員の給料を無理に引き下げ」て売値を下げることとは全く違います。
しかし、残念ですけど、今のように、官僚の操り人形の政治家しか表舞台に出れない状況では、100%不可能でしょう。。官僚に目を覚ましてもらえればいいのですが、今の、恵まれすぎた、温室のような環境では、全く期待できません。~ここが変だぞ!山本利之でした。